賃貸物件でのペット飼育をお考えでしょうか?この記事では、賃貸で飼えるペットの種類と、条件、さらに多頭飼いの対処方法などご紹介します。
賃貸物件で飼える犬
一般的に、犬は大型犬、中型犬、小型犬の三つに大別されます。大型犬でも飼える賃貸は探せばありますが、ペット可ならOKというわけではありません。犬飼育可の賃貸物件でも、大型犬OKかどうか、中型犬OKかどうかは条件が明示されている場合がありますし、事前に確認が必要です。なお、犬種や大きさで明確に大型犬、中型犬、小型犬の区別が決まっているわけでありません。
以下に、大型犬、中型犬、小型犬、それぞれにおけるメリット、デメリット、物件の選び方などをご紹介します。
大型犬
大型犬は身体が大きいためにスペースを必要とし、運動量も多いほうが良いのが特徴です。基本的には戸建ての賃貸を探すことになるでしょう。

大型犬のメリットとデメリット
大型犬のメリットとして、守護本能が強く、頼りがいのある存在として家族を守ってくれる点を挙げることができます。デメリットとしては、食費や医療費が増えること、大きな音や揺れに強く反応することから生じるストレスや、賃貸物件であまり歓迎されない傾向にあることなどが考えられます。
大型犬を飼える賃貸物件の探し方
ペット可物件であっても、大型犬がOKかどうかの確認は必要です。また、広いリビングやバルコニーなどのスペースが確保されている物件を選ぶことをオススメします。
中型犬
中型犬は小型犬に比べて飼育スペースや運動量が必要となりますが、大型犬に比べれば少なくて済むため、バランスが取りやすいと言えます。

中型犬のメリットとデメリット
中型犬のメリットとして、小型犬に比べて体力があるため長時間の散歩やアクティビティが楽しめる点、大型犬に比べて飼育環境の制限が少ない点があります。デメリットとしては、大型犬と同じく食費や医療費がかかること、賃貸物件の大家さんが中型犬も受け入れてくれるか確認が必要であることが挙げられます。
中型犬を飼える賃貸物件の探し方
中型犬の飼育スペースは小型犬よりも広いものが必要ですが、大型犬ほどではありません。また、物件選びの際には騒音対策や近くの公園などの散歩コースも考慮すると良いでしょう。
小型犬の場合
最後に、小型犬について解説します。小型犬はその手軽さから、賃貸物件で飼うペットとして最も一般的な選択肢としてあげられます。

小型犬のメリットとデメリット
小型犬のメリットとしては、飼育スペースが少なくても良いため、賃貸物件での飼育が比較的容易であること、大きな声を出すことが少ないため騒音問題が少ないことが挙げられます。一方で、デメリットとしては、物怖じしやすさや神経性、トイレトレーニングの難しさなどがあります。
小型犬を飼える賃貸物件の探し方
小型犬を飼う場合、賃貸物件の選択肢は広がります。それでも、ペット可のマンションやアパートを選ぶ際には、敷金や礼金、更新料などがペットの種類や大きさにより変わる場合もあるため、必ず事前に確認してから契約しましょう。
賃貸物件で飼える猫
犬に比べて猫の方が小さいですが、実は猫の方が犬よりもNGとされている物件が多いです。

猫NG物件が多い理由
爪とぎをする
猫は爪とぎをする習慣があるので、壁や床を傷つけてしまうということを心配する大家さんが多いです。
猫アレルギーの人が多い
猫アレルギーの人は、エレベーターに乗っただけで猫がそこにいたと分かりますので、猫アレルギーの人から避けられるのを嫌がる大家さんもいます。
猫の鳴き声
猫は発情期になるとオスもメスも大きな声で鳴く特徴があります。また犬とは違い夜行性なので、夜にニャーニャー鳴いてしまうケースもあり、近隣トラブルになりやすいと思う大家さんがいます。
猫の匂い
猫は尿に特有の強い匂いを持つ場合があり、それが部屋に残る可能性を気にする大家さんもいます。
猫を飼える賃貸物件の探し方
室内飼いを前提に猫を飼う場合、まずはペット可物件で絞り込みます。そのうえで、猫が可かどうかは詳細な条件を不動産会社に確認する必要があります。
室内飼いが一般的な猫種をいくつか紹介します。具体的な猫種については個々のペットショップやブリーダーにより異なりますので、注意が必要です。
- アメリカンショートヘア
- スコティッシュフォールド
- ブリティッシュショートヘア
これらの猫種は元々室内飼いが主流であり、適度な運動とストレスの発散方法があれば、賃貸の住居でも穏やかに過ごすことができます。それぞれの猫種には個々の性格や特徴がありますので、選ぶ際には猫本来の性格やライフスタイルを理解した上で検討しましょう。
多頭飼いの場合の注意点
すでに複数匹を飼っている方や、これから飼う方でも、1匹だと寂しそうに見えるなどで複数匹を飼いたいと考える方も多いです。ただ、賃貸物件で多頭飼いするには留意しておくべきポイントが存在します。

多頭飼いとは
賃貸物件を探す際には、「多頭飼い」という言葉をよく目にするでしょう。「多頭飼い」とは、犬や猫など、2匹以上の動物を同時に飼っている状態を指す言葉です。1匹はOKだけど、2匹以上はNGという物件も多いため、何匹までOKか確認が必要です。「ペット可」としか書かれてない場合は多頭飼いがNGの場合も多いです。
多頭飼いでの問題点と対策
多頭飼いは特に動物の鳴き声や匂い、ゴミの量が増える傾向があるため、近隣住民からのクレームや賃貸契約上の問題に繋がり易く、1匹までとしている物件が多くなります。これらの問題を避けるためには、まずペットの飼育環境に配慮が必要です。例えば、部屋の換気や掃除をこまめに行い、臭い対策を徹底すること。また、ペットの健康状態をチェックし、病気の早期発見・予防に努めることなどが重要です。
また、多頭飼いではペット同士のストレスを抑えるためにも、それぞれのペットがストレスなく過ごせるスペース作りが必要となります。専用の寝床やトイレ、食事スペースなど独立したスペースを確保することでストレスを緩和し、負の影響を抑えることが可能です。
多頭飼い可能な賃貸物件の探し方
多頭飼いを考えている場合、特に賃貸物件の選び方には注意が必要です。当社のような不動産会社に詳細を伝え、多頭飼い可能な物件を絞り込んでもらいましょう。さらに、特に広さなどのスペックや管理規約、騒音についてのクレーム等、事前に確認を怠らないことが大切です。
また、多頭飼いを許可している物件でも、部屋の広さや環境がペットに適しているかを確認しましょう。賃貸物件を選ぶ際には、ペットの生活を考慮した設計がされているか、例えばバルコニーや庭があるか、通気性などペット目線でチェックすることが重要です。
多頭飼いが許可されている物件の中には、もともとペット飼育が前提とされ、ペット用の設備やサービスを提供しているペット共生物件と呼ばれるような物件もあります。それらの物件を選ぶことで、ペット同士のストレスを緩和するだけでなく、飼い主としての気持ちも軽減することが可能です。
多頭飼いを希望する方に是非とも押さえておいてほしいポイントをお伝えしました。ペットたちが安心して暮らせる環境作りに、これらのアドバイスが役立てば幸いです。
多頭飼いのメリットとデメリット
多頭飼いはペット同士の交流が豊かになり、人間とペットの絆も深まる一方で、飼育費用やケアの手間が倍増するというメリット・デメリットがあります。
近隣トラブル回避のため
近隣とのトラブル回避のためにも、まずペットの飼育環境に配慮が必要です。例えば、部屋の換気や掃除をこまめに行い、臭い対策を徹底すること。また、ペットの健康状態をチェックし、病気の早期発見・予防に努めることなどが重要です。
また、多頭飼いではペット同士のストレスを抑えるためにも、それぞれのペットがストレスなく過ごせるスペース作りが必要となります。専用の寝床やトイレ、食事スペースなど独立したスペースを確保することでストレスを緩和し、負の影響を抑えることが可能です。
賃貸で飼えるその他のペットと注意点
賃貸物件で犬・猫以外のペットを飼いたい場合、どのような点に注意すべきでしょうか。小動物、鳥類、爬虫類などさまざまなペットが存在しますが、各ペットごとの特性や環境を理解することでスムーズに飼育することが可能となります。また、アクアリウム飼育にも一工夫が必要となります。
小動物や鳥類、爬虫類の飼育事情
ハムスターやうさぎ、フェレットなどの小動物、インコや文鳥、カナリアなどの鳥類、ヘビやカメ、トカゲなどの爬虫類も、個々の生態や性格を理解すれば賃貸物件でも飼育が可能です。

| 動物種類 | 注意点 | 対策 |
|---|---|---|
| 小動物(ハムスター、ウサギなど) | 騒音や臭いが気になることがある | 適切な飼育ケージを選び、清掃を怠らない |
| 鳥類(インコ、文鳥など) | 鳴き声が周囲に気になることがある | 飼育環境を整え鳴き声を抑える、時間帯に気をつける |
| 爬虫類(ヘビ、トカゲなど) | 特殊な飼育環境が必要な場合がある | 詳細な知識を身につけ、専門店での相談を頻繁に行う |
一般の賃貸物件では、特に小動物や鳥類は比較的飼育が許可されていることが多いので、ペットとしての選択肢として確認しましょう。
熱帯魚などのアクアリウム飼育の注意点
アクアリウム飼育、つまり水槽で魚や水棲生物を飼育する場合、水漏れや大きな水槽の設置による床の負担が問題となることがあります。また、大量の水を一度に上下水道に流すことによる排水の問題もあります。

- 水槽の設置場所の選定:床の強度を考慮し、家具などの設置が可能な場所に設置しましょう。
- 定期的なメンテナンス:水質管理や清掃を定期的に行うことで、水漏れを防ぎます。
- 水交換の工夫:大量の水を一度に排水しないよう、水交換は少量ずつ行うか、専用の機器を利用しましょう。
アクアリウム飼育は、犬や猫に比べて手間がかからず、見ているだけで癒やされるというメリットがありますが、その反面、予期せぬ事態に対応するための知識や技術が求められます。自分自身がしっかりと管理できる範囲で飼育することを心がけましょう。
まとめ
本記事では、賃貸でペットを飼う方法と注意点、大型犬から小動物までの対応をご紹介しました。ペット可の賃貸物件探しや適切なペットの選択は、快適な住環境とペットの健康につながります。
